おはようございます
東京 世田谷、カービューティープロ ブルーボトルの境でございます。
今日はコーティング、WAX、ポリマーについて軽くお話させて頂きます
そもそもコーティング剤と呼ばれる物、ワックスと呼ばれる物、
ポリマー〇〇と呼ばれる物、市場にはさまざまな物が販売されています。
どれも塗装面に皮膜を形成して、塗装面を保護するという事が目的となっていますが、
果たして何が違うのでしょうか?
JIS規格では、
「1ヶ月以上の耐久性(撥水性・防汚性・光沢性のいずれか一つ)の
効果があればコーティング剤と表示してよ良い」
とあります。
「表示して良い」という事は表示する義務がある訳ではありません
となるとコーティング剤もワックスも同じ物であり、
表示方法の違いだけという事になります。
コーティング剤と名が付けば、必ず長期間(半年~一年)の
撥水性があると誤解されていますが、
これは間違いです。
それではポリマーとは?
ポリマー〇〇ワックスとか、ポリマー〇〇コーティングなど、
最近、殆どの物がポリマー配合とされています。
従来ワックスと名が付くものは、カルナバロウやパラフィン、シリコン等を
混ぜ合わせ作られていました。
しかし、このままでは塗装面保護能力の持続期間が短く、
こまめなワックス掛けと言う物が必要となります。
そこで、この塗装面保護能力の持続期間を長くし、
こまめなワックス掛けをしなくても良い物にできないか?と言うことから、
ポリマーと呼ばれる樹脂を配合し
この樹脂の性質から長期間の耐久性が可能となりました。
上記の内容をまとめると、コーティング剤とワックスは言葉の違いだけで
同じ物であるが、
1ヶ月以上の耐久性を求める為にワックスにポリマー(樹脂)を配合させ、
長期間の耐久性を求めた物がコーティング剤(ポリマー配合ワックス)となります。
また、ポリマーを配合した液剤でも1ヶ月以上の耐久性がない場合は
ポリマー〇〇ワックスとなります、
そして同じポリマーを配合した液剤でも1ヶ月以上の耐久性がある場合は
ポリマー〇〇コーティングとなります。
ここで矛盾するのが、ポリマー配合で1ヶ月以上の耐久性がある場合でも
ポリマー〇〇ワックスと表示してある物があります。
これは商品名を表示する際に決まりがなく
業界としての決まりがないまま今日に至っている為です。
ですから1ヶ月以上の耐久性さえあれば、
「スーパーポリマーワックスコーティング剤」なんて言う商品名でも
問題はないと言う事になりますね。。。
続きはまた・・・
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