1956年 オースチン ヒーレー 100M 限定車をブラッシュアップ!ガラスコーティングで輝きを取り戻す方法

本日は、オースチン ヒーレー(オースチン ヒーリー) 100Mのガラスコーティング施工についてご紹介します
オーナー様と事前に現車確認を行い、目指す仕上がりの方向性を確認しました
コンクールコンディションを求めるわけではなく、塗装を削る量を最小限に抑えつつ、艶感と美しさを引き出すことがご要望です
オーナー様は東京都目黒区からご来店いただきました。

オーナー様が新たに縁あって託された、1956年式オースチンヒーレー 100M
日本には2台しかないそうで、70年という長い歴史を経て、この車にはこれまで関わってきた全ての人々の情熱が込められています
その中でも特に感動したのはエンジンルームの驚異的な美しさ
年を重ねてもなお輝きを失わず時を超えて生き続けています
この貴重なクラシックカーに対するオーナー様の深い愛情とこだわりが隅々にまで表れており
心からの敬意を感じずにはいられません

オースチン ヒーレー 100Mのアルミ製ヘッドカバーにはフィンが施されており優れた冷却効果を発揮します
さらに、キャブレターやジェネレーター、電気系統も完璧に整備され信頼性抜群です
エンジンはセル一発で始動し、ベストコンディションを維持しており、最高のエンジンサウンドを響かせていました

ディテールチェック

前オーナー様は、ご自身でワックス掛けを行っていたものの
プロによるポリッシングやディテーリングは施されていなかったため
細部にワックスの拭き残しや汚れが蓄積されています。

車両に優しいディテールクリーニング

このオースティンヒーレー 100Mはクラシックカーであり、塗装もオリジナルのまま残されているため、
強力な液剤は使用せず車両に優しいディテールクリーニングを施工しました
オリジナル塗装を守りながら落とせる範囲で丁寧に汚れを除去し
車の美しさを最大限に引き出しています

マスキングを貼らない部分もあります

オリジナル塗装は70年の年月を経て部分的にクラックが入っている箇所もあります
クラック部分へのマスキングは避け慎重にマスキング処理を施工いたしました

ワックスの拭き残しや汚れの付着は見られましたが、全体的に塗装のコンディションは比較的良好です

磨きとガラスコーティング

今回のオーナー様のご要望は、塗装の研磨を最小限に抑え艶感を最大限に引き出すことでした
そのため、傷を追わずポリッシングによる汚れの除去と艶感の向上を重視して仕上げました
これにより、オリジナル塗装を保護しつつ美しい光沢を実現しています。

キズをあえて追わず、塗装の膜厚を保ちながら艶感を引き出すポリッシングを行いました
そのためキズは残っていますが、これはオーナー様のご要望に基づいた仕上げです。
『塗装のカッティングは避けてほしい』というオーナー様のリクエストをしっかりと反映させ
オリジナル塗装を守りつつ最大限の艶を実現しました。

ご納車時、オーナー様からは
『本当に私の車ですか?』
と驚きと喜びの声をいただき
仕上がりに大変満足していただけました。

カービューティープロ ブルーボトルでは、お客様に笑顔になっていただけるサービスの提供を心がけております。
新車・経年車を問わず、国産車から輸入車まで、ガラスコーティングや車内クリーニングなど、ご予算に合わせ幅広い施工に対応しております。
大型コーティング量販店のような画一的な施工では満足できない方、本物の仕上がりをお求めの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

この度は【カービューティープロ ブルーボトル】をご利用いただき、誠にありがとうございます
心より感謝申し上げます。

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