今日の施工事例は、とってもレア な ポルシェ と奇跡のご対面です。
ポルシェ 959 ロードスポーツ バージョン ポリマーコーティングです。
空冷ポルシェの中でも最もスパルタンでレアなお車です！
ポルシェ 959 は1986年～1989年までの間、総生産台数283台生産されました。ポルシェ 959 のラインナップの中でもロードスポーツバージョンは豪華装備を除いて100Kgの軽量化が行われた世界限定6台のプレミアムモデルです、ポルシェ 959 に限定車が存在していたなんて知りませんでした。
930ベースの959は究極の空冷ポルシェだったんでしょうね
ポルシェ 959 の開発計画は930型911をベースとして行われ1982年にグループBの規定が施行されました。
1983年から正式にポルシェ 959 プロジェクトがスタートしてポルシェが市販車として最初に世に送り出した4ＷＤ車がポルシェ 959 です。
フラットシックスに空冷インタークーラー・ツインターボという装備は現在でも通用するスペックです。
ポルシェ 959 はレースやラリーといったモータースポーツをターゲットとしていました、フロントガラスはアクリル製ですよ！
ポルシェの中では 959 の開発は技術の集大成であり、走るハイテク技術の実験室であり、1983年のフランクフルトモーターショーでグルッペBとして登場したポルシェ 959 は凄まじい反響がありました。
基本レイアウトはポルシェ 911 と同じ水平対向6気筒です。
しかし中身は別格で、2851cc水平対向6気筒DOHCツインターボ、450ps、51kg、圧縮比8.3：1、
伝統の空冷エンジンは、ツインカム4バルブのコンパクトなヘッドを作るため、シリンダーヘッドが水冷、シリンダー部が空冷の混合冷却となりました。
タービンはkkkの水冷シーケンシャルツインターボを装備、低中速ではシングルターボ、4300rpmからツインターボとなります、インタークーラは空冷を2基装備しています。
奥に見えるのはウェストゲート用のエキゾーストパイプと思われます。
ブレーキは前輪322mm、後輪304mm となっていて、ストッピングパワーも万全です。
ボディはボンネット・ドアはアルミ、他のボディパネルはデュポンのケブラーを心材にエポキシ樹脂で固めています。
フロアはノーメックスが採用され、車とはいえ航空機並みの複合材が開発使用されています、強度と軽量化を実現しています。
ポルシェ 959 は場所さえ確保すれば公称値の300km/h以上を何ら問題なく達成し、
その一方で 930型911 をベースとしているので後席があるなど日常的な足にもなるという全く正反対の二面性を持つ車となっています。
このロードスポーツバージョンはその 959 を徹底的に軽量化して2人乗りとした究極のポルシェ 959 です。
よってリアシートは御座いません！
スピードメータは伝統の5連メーターですが、他の911モデルとはやはり違います。
ガソリンはボンネットにキャップがありそこから給油・・・
という訳にもいかずやはりフードを開けてから給油するそうです。
ポルシェ は1983年にこのスペックを完成させていたというのは驚きですね、
911 の面影を持ち、他のスーパーカーから見れば大人しいエクステリアですが、中身はシッカリスーパーカーとしているところが ポルシェ らしいですね。
ポルシェ が目指したのは天候や路面状況に左右されず高速でも安定性を維持して走行できるというものでした。
大きなサイドダクトがただならぬ雰囲気です！
あえて傷を追わず塗装に優しい磨きと PC-52 フッ素ポリマーコーティング により光沢を増し、プレミアム感がさらに向上いたしました！
こんなに貴重なお車を目の当たりにするなんて・・・、作業をしていて ポルシェ という車を改めて教わった気がいたします。
これからも安全運転で快適なカーライフをお楽しみくださいませ、この度はカービューティープロ ブルーボトルをご利用いただきましてありがとうございました。
この度はカービューティープロ ブルーボトルをご利用いただきましてありがとうございました。
1991年辺りに飯倉片町のミツワ自動車に入庫していた車両ですね。 多分日本にはこの一台しかないです。シートは当時からこのシートが付いていました。
ストックの９５９は何台か目にしましたが、私が欲しくて手に入れられなかった
一台です。 今も当時と変わらぬ輝きで、現存しているのを見れて嬉しいです。
コメントありがとうございます。
かなりの希少車ですよね！
ドキドキでした（笑）