こんばんは
東京世田谷、カービューティープロ ブルーボトルの境でございます
今日の施工写真は、フェラーリ 575MマラネロF1です。
V型12気筒5.75Lのエンジンを搭載し550から改良(イタリア語で:modificato)が加えられていることから「575M」の名称が付いたそうです。1969年生まれのスーパーカーブーム世代の私はフェラーリは「F様」と呼んでしまいます・・・
しかしこの575Mさん、事前にあまり状態が良くないことは伺っておりましたがこんな状態になっていっるとは・・・
助手席のドアですなぜかシミだらけでザラザラしています、磨きに出したらこんな事になってしまったと・・・
クオーターパネルです~ボケボケですね~・・・
Cピラーも悲惨な状況です
そしてエンブレム周り今回の575Mさんのエンブレム周りの状況は結構ヤバいですねこのまま磨きを入れてもエンブレム周りがどうにもなりません、オーナー様のご希望によりエンブレムを外す事になりました、でもフェラーリのエンブレムを外す事などした事がなかったので外す過程の中でもしエンブレムが折れたりしたらどうします?とオーナー様に尋ねるとオーナー様「買うからいい」「思い切ってやってほしい」と・・・ありがたきお言葉・・・大船に乗った気で作業をさせて頂きます!
名付けて「子供に夢を与えるフェラーリに再生計画」実行です!
翌日、エンブレム外しには特殊部隊が応援に駆け付けてくれて手順良くそして確実に作業が進められましたお忙しい中ありがとうございました!この状態で磨きを入れれば全体的にバランス良くキレイに仕上がりますね!
この跳ね馬のエンブレムもくすんでしまっています、跳ね馬エンブレムも外しました奥に移っているスポットライトもボヤけていますね
ワンオフのマフラーもくすんでしまってその輝きを失っています
その他にもドアを開けた部分の細かい汚れ
徹底的に手を入れさせて頂きます
ドアミラー下部
通常は余り目立たない汚れなど
そしてトランクのヒンジ周りの汚れ
ドアノブの奥の油汚れプロのコーティングは磨きだけじゃありませんそれだけでは車はキレイに見えないんです細かい部分の汚れの除去だけで丸一日費やす事もございます
そしてリア周りのディテール部分のクリーニングで異物発見!何かあるんですでも何だかわからなくて恐る恐るクリーニングしながら異物を除去する作業に没頭する事30分!
出てきましたよ・・・
えっ?何がって?そう・・・・・
マスキングテープが・・・
やっとこさ引っ張り出す事に成功しました達成感!!!
その夜くすんだエンブレムを自宅に持ち帰り焼酎で一杯やりながら手磨きします
ホイールの汚れも鉄粉除去剤を使用してしっかりとクリーニング~キレイになりますよ~
でもホイールのぼやけた感じは美観を損ねますね・・・
今回はポリッシャーと手磨きで仕上げます
クリーナーで汚れを除去してから磨きで光沢復元!
さらにホイールコーティングで汚れの付着を最小限に防止しホイールに付着した汚れも最大限落としやすくする効果もありますホイールコーティング詳細はHPまで
今回はシートの汚れの除去もご依頼いただきました
このフェラーリのオーナー様はフェラーリをカジュアルにジーパンで乗ってしまうんです汚れるのを分かっていながら・・・
フェラーリの革シートはデリケートなので慎重にクリーニング作業を進めて行きます
汚れを落とす段階でシートの皮の色が落ちてきた時点で作業は終了ですそれでも汚れが目立つ場合はシートを塗装する方がいいですね
助手席もキレイにクリーニング~左右のバランスが整いました思ったよりキレイにクリーニングできましたルームクリーニング&革シートクリーニング詳細はHPまで
ワンオフマフラーもせっせと手磨きにより光沢を取り戻しましたこの575Mさんのマフラーは室内からリモコンで音量調節が出来るんですその音はまさにF1・・・3000rpm位までアクセルをあおっただけでV12のフェラーリの本質を知る事が出来ますその音質はシビレます只者ではありませんV12のフェラーリはやはり他のフェラーリとは別格でした!
そしてマスキングですこうやってマスキングするだけで1時間以上掛かります
車をキレイに磨き上げるには荒目のコンパウンドから始めて仕上げのコンパウンドまで何工程にも及びます
そうしてキレイに磨きあがったボディーにコーティングを施工するとその光沢を長期に渡り持続する事が出来ます
助手席のドアですキレイになりましたクオーターパネルも眩しく光っていますCピラーも光沢を取り戻しました
エンブレム周りもキレイになりました
跳ね馬君が喜んでいましたよ
ウィンドウガラスコーティングもさせて頂きました雨の日のドライビングがき楽になりますよ♪ウィンドゥガラス撥水コーティングの詳細はHPまで
内装は上品です~さすがV12!!!大型のタコメーターがセンターに配置されたメーターパネルはレーシーその物です
そして室内は上質なレザーが惜しみなく使用されています
フェラーリのV12で初めてF1マチックが搭載されたモデルらしいですね
ホワイトレザーはお手入れが大変ですがいい雰囲気ですね
シャープな5スポークは軽量化と高剛性そして放熱性に優れています
フェラーリらしいテールランプです
子供からおばあちゃんまで知っているフェラーリのエンブレム
フロントフェンダーのピニンファリーナのエンブレムもサイドダクトも存在感バッチリですね
チョットお時間が掛かってしまいましたがバッチリしあがりました!
これからも大切になさってください、この度はブルーボトルをご利用いただきましてありがとうございました。
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